監督・原案:西川達郎

望月歩 太谷麻衣 生津徹

南久松真奈 円井わん 植田まひる 小日向星一 竹本みき

でんでん

プロデューサー:関口海音 脚本:川原杏奈 撮影:袮津尚輝 照明:小海祈

美術:古屋ひな子 サウンドデザイン:三好悠介 編集:王晶晶 音楽:大橋征人

製作:東京藝術大学大学院映像研究科

2018年|日本|82分|カラー|5.1ch|アメリカンビスタ

STORY

 自分の家庭は幸せだ、と思っていた高校二年生の森田萩(17)。しかし父親の芳郎(49)にはもう一つの家があった。「萩に手伝ってもらわなきゃいけないことがある」芳郎の頼みで、萩は父親が不倫相手の向井瞳子(36)と別れるのと手伝うことに。自分の家と瞳子さんの家、二つの家を行き来するようになった萩は段々と大人の事情に気づいていく……。

CAST

望月歩

森田 萩

望月 歩

大谷麻衣

向井 瞳子

大谷 麻衣

生津徹

森田 芳郎

生津 徹

でんでん

千葉 利峰

でんでん

南久松真奈

森田 奈保子

南久松 真奈

円井わん

森田 芽衣

円井 わん

植田まひる

成瀬 みなみ

植田 まひる

小日向星一

斉藤 英治

小日向 星一

STAFF

 いつも”どうしようもない事”を描きたいと思っています。答えがあるようでない。実は誰も悪くないのかもしれないし、誰もが悪いのかもしれない。そういう人と人の間で起こる”どうしようもない事”に翻弄される、本作の登場人物達の姿をぜひ見て頂けたらと願っています。

監督

西川達郎

×

 大人が自分と同じように失敗したり悩んだりしている姿をみてちょっと近く感じた時、私たちは「大人」になるんだろうか。皆が違う形で通過する大人の洗礼。これも一つの形、みんな人間だもの。笑って下さい!

プロデューサー

関口海音

×

 自分が書いた作品の中で最も多くの方に助言を求めた作品です。おかげで素敵な世界が出来たと思います。毎日一緒に過ごす家族でさえ秘密の世界を持っているのです、きっと。萩くんと一緒に大人を覗いてみてください。

脚本

川原杏奈

×

 逗子の魅力に心奪われる映画です。幻想と現実、神隠しのフォークロア類型に通じる成長と葛藤の物語。儚さと力強さを感じます。

撮影

袮津尚輝

×

 ロケセットでの限られた照明でしたが、逗子の自然や建物の良さを邪魔しないナチュラルなライティングを目指しました。

照明

小海祈

×

 見てる人が住みたいと思う家を作って欲しい。そう言われて始まりました。色んな人に助けられて作る事が出来ました。萩と一緒に瞳子さんの家に転がり込んで、そこに流れる時間を一緒に過ごして貰えたら嬉しいです。

美術

古屋ひな子

×

 2つの家の雰囲気の差、音の違いからもお楽しみください。

サウンドデザイン

三好悠介

×

 想像を超えるもう一つのお家の存在です。この少年の成長を見守りながらお楽しみ下さい。

編集

王晶晶

×

 人間模様の隙目を吹き抜ける『やさしい風』のような音楽であればと思っています。録音に協力してくれた、ギターリストの山田唯雄君に心から感謝いたします。

音楽

大橋征人

×

REVIEW

 夏のある日、男子高校生が訪れた坂の上の一軒家には、妖艶な美女が囲われていた…というあまりにも危険な匂いのする設定から映画は始まる。しかし、これは決して単純な“ひと夏の経験もの”ではない。奇妙な学友たち、どこかネジの外れた家族、見るからに胡散臭い釣り人…といった人々の登場によって、物語はじわりと常軌を逸していく。西川のストーリーテリングは実にしたたかと言っていいだろう。

黒沢清 

(映画監督)

 ここではむしろ、見せかけの世界、演じられる家族、非現実的な演技というも のが積極的に取り入れられて、喜劇的な呑気さとともに小さな世界が形作られ てゆく。しかし、「よく話すことで、互いをよく理解できる」という母親の価値 観に牛耳られている家族世界とパラレルに、父親によってもうひとつの家が作 り出されていることが発覚する。世界から遊離したような高台にへばりつく「変な家」に暮らす女の暮らしは、長男ハギの見せかけの世界を決定的に崩壊させ るのだが、地に足のついた女の暮らしが、逆に彼の世界を再生してゆく。登場 人物ひとりひとりの世界は実は断絶しており、みながバラバラの世界を生きて いるのであるが、映画は誰かを告発することも、否定することも、利用するこ ともなく、救いのない世界を深刻に嘆くわけでもなく、彼ら全ての人に生起す る感情を肯定しようとする。やがて女とともに向こうの家も消え去り、ハギの 唯一の世界との繋がりも失われるのだろうか。いや、それでも海は輝いている。 この薄っぺらな世界を生きる術はまだある、という強い意志がこの喜劇を輝か せている。

諏訪 敦彦 

(映画監督)

 家族・友達・恋人って10代の頃の三大日常を見事に切り取っている。 80年代を思い出させる、どこか懐かしく、どこか痛い思春期の物語。

内田 英治 

(映画監督)

SCREENINGS

第12回 田辺・弁慶映画祭
2018年11月9日(金)
http://www.tbff.jp
はままつ映画祭2018
2018年11月10日(土)
http://www.hamamatsu-eigasai.com
第22回 うえだ城下町映画祭
2018年11月24日(土)・25日(日)
https://www.umic.jp/eigasai/index.html
第19回 TAMA NEW WAVE
2018年11月23日(祝・金)
http://www.tamaeiga.org/2018/newwave/
エリア 劇場名・映画祭名 上映日程 URL
和歌山 第12回 田辺・弁慶映画祭 2018年11月9日(金) http://www.tbff.jp
静岡 はままつ映画祭2018 2018年11月10日(土) http://www.hamamatsu-eigasai.com
長野 第22回 うえだ城下町映画祭 2018年11月24日(土)・25日(日) https://www.umic.jp/eigasai/index.html
東京 第19回 TAMA NEW WAVE 2018年11月23日(祝・金) http://www.tamaeiga.org/2018/newwave/

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